令和5年第3回区議会定例会に提出された決算書

令和3年度の決算書と比較すると145億円のマイナスとなっている。

そんな状況の中、岸本区長は令和5年10月から令和6年3月まで給食費の無償化を実施することを発表した。
無償化の費用は9～17億円とも言われているが、予算を提出する第3回定例会では大きな焦点となりそうだ。

区議会議員からも疑問の声が上がっている

9月1日に示された補正予算（第4号）は、10月からスタートさせると杉並区長が言っている「学校給食費の無償化（半年分）」に要する経費も含まれています。特に今回は直前の議案提出なのだけれど、否決・修正になったらどう対応するつもりなのでしょうね。6月には区長提出議案の委員会否決があったばかり…

— 堀部やすし 杉並区議会議員 (@HORIBE_Yasushi) September 2, 2023

本日は議会運営委員会。間も無く始まる議会の議案や補正予算の説明を受けました。保護者アンケートにおいて保護者が最も求める学校での人的支援ではなく、次々点の給食費無償化を推し進めることは、区民の声に耳を傾けているとは言えません。会派一丸となって質疑して参ります。#給食費 #給食費無償化

— 矢口やすゆき 自民党杉並区議会議員 (@yaguchiyasuyuki) September 1, 2023

「無所属・都民ファーストの会」の区政報告では財源についての疑問が提起されていた。

https://twitter.com/yuji_udagawa/status/1697794863872508390

Xでの反応

• 来年以降の具体的なことは示されていない。 区立以外に通っている子は除外。その対応も示されていない。 食材費や水道光熱費の高騰が続けば、予算が増えることは想定できる
• 障がいやいじめ等、様々な理由で区外の小中学校へ通学している子もいる。 その子供達を置き去りにしたまま給食費無償化をおこなうとしている杉並区
• すでに生活保護世帯は無料ですし、杉並区にも生活援助制度があります。生活援助制度を知らない方のために(特定されないよう)全世帯に紙面を配って、その他は警備や学用品、アプリ開発などに毎年の予算はあてていただきたいです
• 財源が無限にあるなら構わないが杉並区の納税者の金には限りがある。
• 食材をすべて福島県産や宮城県産にするというなら賛成に回るよ