杉並ポリティクス すぎポ ができた理由

2022年、杉並区に新しい区長が選出されました。
環境、多様性、ジェンダー平等などを目標に掲げています。

彼女が当選した当時、多少驚きはしたものの、
前区長についても特に支持していなかった私は
「そんなに変わらないだろう」と思っていました。

しかし新しい区長の支持者の暴力性を知り危機感を覚えました。

区長選の対抗馬であった田中前区長の選挙事務所前でボランティアの方々に罵声を浴びせていたことも
現区長支持者のブログから知りました。
街では、聞いた市民が不快に思うほどの高圧的なシュプレヒコールをあげるデモ行為も増えました。

さらに驚くことは
そういったデモに区長自身が参加していたことでした。

安倍元首相がテロリストの凶弾に倒れた時も、
弔意を抱く多くの区民をよそに国葬反対デモに参加していました。

また2023年の区議会選挙では 現区長を支持するグループが
意見を異にする保守系議員の落選運動を主導していました。

街頭演説を掻き消すために
大音量のデモ行進をその候補者の背後で行うのです。
また、対象の候補者本人だけでなく選挙ボランティアへの暴言も見受けられました。
私が駅前の演説を聞いていた時には、親の仇を見るような鬼の形相で、その候補者をじっと睨みつけている人もいました。


異なる意見を持つ人々の声を封殺し、
区政における問題の具体策を提示することなく
美辞麗句の理念だけを叫ぶ、
その現区長支持者たちの声こそ私には軍靴の音に聞こえます。

杉並区ではまさに
リベラルファシズムが台頭しているのだと思います。

日本はもともと民主主義国家ではありませんでした。
それがゆえに全体主義的傾向を好む因子が
区民にもあるのかもしれません。

しかし私たちは今、民主主義国家に生きています。
その自由および権利は私たち自身の不断の努力によって保持しなければなりません。

こんな杉並区にも
しっかりとした論理で主張をされる議員もたくさんいます。
リベラルファシズムの暴力に晒されるその議員たちに
「大変だね」
「頑張ってね」
そう言うだけで通り過ぎて行って良いのでしょうか。

安倍元首相の暗殺後、
事件の真相究明も行われず、犯人を賞賛するような風潮もあってか
岸田総理の暗殺未遂しかり暴力行為に訴える人間が増えました。

現区長へ異を唱える議員たちが、
その暴力の犠牲になるのではないか。
どんどん物騒になる杉並区で、私はその可能性を感じ始めています。


どうか一緒に彼らを守りませんか。
区民ひとりひとりが意見を交わし、区政に興味を持つことが彼らを守ることに繋がると信じています。